ミュージシャンの父の影響で幼少期よりギターを弾き始め、ジャズ、南米の音楽をはじめとする広汎なワールドミュージックに親しむ。
1998年ヴォーカルのナガシマトモコとorange pekoeを結成。1stアルバムのセールスが35万枚を超え、その後も国内はもとよりアジア各国や北米での CDリリース、ライブ公演など幅広い支持を獲得。
2011年に初のソロ・アルバム«SUN DANCE»をリリース。岡部洋一(per)と工藤精(b)を迎えたトリオで25分超に渡って猛々しいまでの躍動感を表現した表題曲が話題となる。その後アルゼンチンからカルロス・アギーレ(p, vo)、ブラジルからヘナート・モタ&パトリシア・ロバート(vo)、北村聡(bandoneon)等を迎え、デュオ演奏を中心に収録した«Dialogues»、トリオを軸にブラジルからアンドレ・ メマーリ(p)、金 子 飛 鳥( violin)、佐 藤 芳 明 (accordion)、沢 田 穣 治(Choro Club/b)等を曲ごとに迎えたカルテット中心の«My Native Land»、ピアニスト伊藤志宏とのデュオ作«Wavenir»をリリース。
そして2016年に林正樹(p), 西嶋徹(b)とのトリオを軸に、アルゼンチンからシルビア・イリオンド(vo), ブラジルからジョアナ・ケイロス(Clarinet)を迎えた«FLOW»(SPIRAL RECORDS)をリリース。ジャズを基調に多岐にわたるフォークロリックな音楽から大地の滋養を汲んだチェンバーミュージックのあらたなかたちを展開。
多様な音楽的造詣を、明敏な感覚により汲みとられた現代性とともに収斂させる陰影を含んだソングライティング、また空間的ギタープレイからオープンチューニングを使用した躍動的プレイまで、その音楽性は高い評価を獲得している。
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